2016年11月30日水曜日

劇場版 マジェスティックプリンス-覚醒の遺伝子-の感想等

 初週2週目ともに行って舞台挨拶も見たにも関わらず後回しにしすぎてこの時期である。ゼーガの記事とかも少し書いてはいたんだけどタイミング過ぎた感半端ない。月1更新を自分の中で目標としてるのでとりあえず劇場版マジェプリの感想とか舞台挨拶のメモとかテレビシリーズの話も絡めながら書くかも?
 まずはチームラビッツおかえりなさい!! これだけ先に言いたかった
 

 銀河機攻隊マジェスティック・プリンスは2013年に放送されたロボットアニメ作品です。このクールは珍しく同時期にロボアニメが3本も放送しており自分としてはどれも楽しんだわけですがそう言ったことも含め覚えている方も多いのはないでしょうか。キャラデザはガンダムSEED等でおなじみの平井さんそしてこの作品とアキトで今の日本の3DCGロボは行けると確信を持てるくらい素晴らしい技術を発揮されたオレンジさんのメカ描写で素晴らしいテレビシリーズを作り上げた作品であります。今回はその映画化作品ですね。

 今回の映画はテレビシリーズの続編という位置づけだったわけですが一応導入こそ新規向けっぽくしてはいましたがやっぱどちらかと言えば既存ファン向けかなって感じました。(当たり前ですけど
 彼らの活躍をまた(それもデカイスクリーンとド迫力の音響で)見られることは作品ファンとして非常に嬉しかったです。見たかったものは見られた上でそれ以上の物を魅せてくれたし単発作品としてきちんとエピソードがまとまっていたしオチも含めて秀逸で実にマジェプリらしい劇場版だったと感じましたね。
 あとは客層がロボアニメにしては女性も大勢いて男女問わず魅力的な作品なんだろうなと感じました。

 概要ですがテレビシリーズ終盤のヘブンズゲートの攻略作戦を冒頭に配置しイズルとジアートの一騎打ちとゲート破壊までは今までと同様の流れで始まりました。
 そしてイズルが発見され昏睡状態で艦内に運ばれ命はとりとめたもののまだ目覚めず。そのイズルに対して艦の皆で早く目覚めるよう願いつつストーリーは進行します。チームラビッツの前に新たな敵が現れたとの報告と同時に各地の残存戦力が集まっているとの情報が入ります。新たな敵はゲート破壊間際にこちらに現れた皇族の遺伝子を使って作られたディオルナであった。目標は地球のグランツェーレ都市学園でした。その侵攻の阻止がアサギをリーダーとしたチームラビッツの今回のミッションです。パトリックの双子の姉のパトリシアとチャンドラの2人が先行して地球にいるチームフォーンと協力して食い止めつつ補給作業を終えたラビッツが合流して地球を舞台に戦闘開始です。ジュリアシステムを使いこなし覚醒したラビッツが戦うも強大な力を持つディオルナを止められない。もうダメかと思ったその時ヒーローイズルが登場!アサギも新型機を携え全員の連携で勝利を掴むというこれ以上ないくらいザ!マジェプリの映画でした。


 冒頭は何度も見た戦闘ではあったのですがやはり劇場補正は伊達じゃなかったですねぇ。やっぱあの音響とスクリーンで見ると迫力が全然違うなって思いました。
 イズルが眠っているシーンでカプセルに次々落書きしたり花を置いたりしてたところはイズル愛されてるなーと感じると同時にやりすぎてこれじゃ亡くなった人の棺じゃねぇか!ってなってて少しクスっときました。あと何気にシモン司令が萌えキャラっすわ。一言見てほっこりしました。
 艦内医さんとスズカゼ教官やテオーリアさんの会話等であとはきっかけさえあれば~みたいな下りからのケイがケーキ置いとくね→ウッ... ... 目覚め の流れはクソおもしろくて劇場内でも笑いが起こってたのを覚えてます。ケイのケーキの話題が出た時のタマキの反応とかもめっちゃおもしろくて好きでした。イズルが目覚めて作戦知ってから出撃許可を取り付けるまでのスズカゼ教官とのやり取りはなんだかんだ甘いなーと思いつつもあの甘さが個人的に大好きだったり。おやっさんにいじられるのも好き。レッドファイブプラスの出撃はプロンプトも相まってもう最高としか言いようがなかった。


 戦闘関連ではチームフォーンの新型のそれぞれの機体を活かした戦法はギミックも相まって見ててワクワクしましたね。(25話は今更BDで確認したのですがこれは18話くらいから始まりラストの出撃は映画に向けて繋がってるのかな?)新型機組はもっと活躍するかと思いましたが経験不足からの乱れが出ててまぁそれもそうかと。チャンドラとパトリシアがうまくカバーしてましたね。機体こそワンオフではないものの経験を活かしたいぶし銀的な活躍しててやっぱ先輩方かっこいいっすって惚れ直しました。パトリシアは今回からのキャラで登場時はびっくりしましたね。スルガじゃないですけどお化け!?って思わなくはなかったですw 胸見比べてケイにどつかかれるのも笑いました。ギャグばっかかと思いきやタマキがパトリックについての事を話すシーンでじーんとしてきてほんと唐突に泣かせにきやがってこの野郎!(涙)って感じでした。タマキって演じ方によっては非常にウザくて嫌なキャラになりがちだと思うんですが作中ではかわいいなぁと思えるラインになってるあたり井口さんの芝居が良いのかなと思ったりもしましたね。

 地球での戦闘はやはり覚醒祭りでしょう。ゴールド4の砲身が変化して精密な狙撃を成功させたところはんほおおおおおおおおおおおおお!!!って脳みそから汁出るくらい最高でした。ブルー1の空中散歩殺法とローズ3の暴れっぷりからのゴールド4、パープル2のコンビ攻撃ももうたまらんですばい。
ブラック6は覚醒こそなかったもののイズルに変わってフォワードとして切り込み隊長やってましたし敵大将を前に言葉分からんけどうるせぇ!って喧嘩してたり要所要所でディオルナを止めてたのめっちゃ最高でした。アンジュももうすっかりチームラビッツに欠かせない人間になったよなぁと感慨深くなりましたね。あとディオルナはアンジュの数百倍口悪くて途中ボカされてたのも笑いました。訳してるテオーリアさんかわいそうだろ!ww 


ブルー1の爆散は予告からしてこれ絶対死なないわって確信しててホワイトゼロの存在を思い出した時点でなんとなく察してはいましたが予想通りでしたねぇ。とはいえあそこまでじゃじゃ馬だとは思いませんでしたが。トールギスやウイングゼロみたいなあぁいうピーキーとか始祖になったみたいな機体いいですよね... ... 覚醒パープル2のサポートからの心は1つじゃないもズルかったですねぇ。上のプロンプトもですが今回挿入歌のタイミングが激アツすぎと如実に感じました。
実力発揮したホワイトゼロとレッドファイブプラスの兄弟連携も超かっこよくてラベンダー畑の戦闘は都市学園防衛戦を彷彿とさせる感じでカメラワークや動きやらほんとに魅入ってしまいオレンジさん神だわ... ...って終始思ってました。アサギは機体2機もぶっ壊しちゃったりしてましたが今回はすごく頑張ってリーダーやってましたねぇ。かっこよかったぞお兄ちゃん!


 見事大勝利で綺麗に終わりかと思いきやケイの最高に甘いケーキ焼くね!発言で一同微妙な顔にからのEDは本当にこの作品らしいなぁもう大好きwってなりました。主題歌もテレビシリーズから変わらず昆さんの続投で嬉しいしめっちゃかっこいい曲だったし曲の終わりでレッドファイブプラスの見得切りでジャン♪って終わるのも超好き。その後のエピローグはイズルがそういえば聞きたいことあるんだけど眠っていたカプセルに書かれていた美少女イラスト誰が書いたの?で終了 もうオチも完璧っすよね。最高よ。


終了後のドラマCD1週目は作中で言われてた戦闘後のパーティー話でまぁいつものラビッツらしい会話劇でしたね。2週目のはとにかくメタネタ多数で監督に録り直させて!って言ってたの笑いました。


舞台挨拶メモ
・池田さんが相葉さんの真似しまくるw

・井口さんにひざかっくんしまくろうとするコントやってひざかっくん上手いねってなぜか褒められる池田さんw

・久々にタマキを演じたら音響監督にちょっとイラッと来るって言われる

・ポンコツ日笠さん

・ボケ倒しのあの場で突っ込まない唯一の良心である浅沼さん

・マジェプリメンバーの飲み会か何かの写真をみんなで旅行してる風に偽装して相葉さんにメール送ったらガチ凹みして速攻で嘘だからね!!って焦りながら釈明する浅沼さん

・相葉君にもあれかっこよすぎないすか?って言われた例のブルー1の歩き演出を嬉々として真似する池田さん

・ザンネンながら登壇できなかった相葉さんからの映像メッセージに野次を飛ばす演者陣w

・浅沼さんはロボ作品に関わりが深い年になったみたいな話をしてぼかしつつもゼーガの話とA.Wの映画の話をしながらなんか爆散する役めっちゃやってる爆散声優だ!ってなぜか名乗るw

他にも色々言ってた気はするけど覚えてるのはこんなものか。やっぱ帰ってすぐ書かないと忘れるな... ...



うん総じて非常に楽しかったです。暗い設定があったりシリアスもあるけどその中でも忘れないギャグやこっちの予想を常に覆してくれる驚きや作品全体に漂う前向き感とかとにかく何度見てても飽きないし元気もらえるんですよね。まだ聞けてないドラマCDや読めてないブックレットやパンフレットもあるので本編や映画見直しつつ世界にたっぷり浸かろうと思いまする。

あっあと劇場でBD買えなかった!って人はtohoanimation storeとかって検索して限定版をゲットしましょうぜ!


最後に元永監督をはじめ素晴らしい作品を作ってくださったスタッフキャストの一同に最大限の感謝を。


P.S.今回の映画含めても物語が完全終結した感じではないと思うので余白を広げて続編制作くるの10年でも20年でも待ってます!







 
 

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