2015年8月24日月曜日

「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」展について

結構時間が経ってしまったので急いで記事書きました。

さて今回は六本木の国立新美術館にて8/31(月)まで開催中の
「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」展 http://www.nact.jp/exhibition_special/2015/magj/
について少し前に行ってきたので、どんな感じだったか書ければなーと。


手塚治虫が亡くなった1989年以降のおよそ25年に焦点を当てた日本のアニメや漫画やゲームといったいわゆるサブカルチャーに関する展示です。会場内は撮影禁止だったと思うので今回は文字にて。


 会場に入ってすぐの場所には年表があり、当時の事件や事故、何が放送され、何が発売されて何が流行しているのか等が書いてありました。懐かしいなーこれこの時だっけ?なんて思って見た後は各章に分かれた分野ごとの作品群が展示されており、映像が流れていたり、当時の貴重な資料が置いてあったりといった各ブースを巡回しました。
 
個人的には
第2章のテクノロジーが描く「リアリティー」作品世界と視覚表現
第3章のネット社会が生み出したもの
第8章の作り手の「手業」

あたりが結構印象に残ったかなーと思います。自分がアニメオタクなので、アニメに限った展示で言いますと一般人も知っている人多いなーというメジャーな作品からアニオタならまぁ知ってるかな、またこれは知ってる人ほとんどいないんじゃないかというような作品まで幅広く展示されておりました。(とはいえ作品数がまずまずあったからか1つ1つに関してはそこまで詳細ではないためコアな人には物足りないかも?)
 
 あくまでは自分はですが、前述の第8章で板野一郎氏のマクロスプラスでの伝説の5秒(知らない人はググって)のカットが1コマ1コマ資料とともにずらーっと展示されていたのを見られたことだけで入場料の元は取れました。あそこであんなに時間かけて見てたの自分だけでしたけどねw

 他だと劇場版のパトレイバーやシドニアの騎士の資料展示などはかなり興味深かったですし、アニメ以外ですとゲーム機の変遷や最新のVRを駆使した機器の体験なども行っていたり、アーケード用のゲーム筐体やTVゲームなどが無料でプレイできたりするスペースがあったりとゲームオタク的にも中々おもしろいんじゃないでしょうか。

 後半の展示では漫画の生原稿?やコピーを展示していたりというのも良かったですね。漫画の分野はあまり詳しくはないですが、満田拓也死氏、アルコ氏、小玉ユキ氏などの原稿等見られて嬉しかったですねぇ。とはいえ少女漫画誌や青年誌から多く展示されていたからか全然知らない漫画も数多く、へぇこんなのあるのかーといった勉強にもなりました。

  

 総じて、いちアニメオタクとしては自分の興味のある分野での資料展示はもちろん他の分野のサブカルチャーの概要把握なども出来、歴史を辿ることも楽しかったです。入場料もそんなに高くないため、関東に住んでてやることないなー暇だなーなんて人は8月末までですので一度行ってみるのも良いのではないでしょうか。全体的に新旧様々なモノがあるので若い人からある程度年齢のいった方でも楽しめる展示になっていると個人的には思います。実際見た感じ年齢層も様々でしたしね。また、展示物のブースを抜けると物販があり今回の資料展示に関するけっこう厚め書籍なども存在するので、興味があるかたは買ってみても良いのではないかと思います。

今度はガンダム展か大河原邦男展に行ってきますw
ということで今回の駄文締め