2016年8月27日土曜日

サンライズフェスティバル2016満天 勇者王ガオガイガー

 えー今回は題の通りチケット発売開始して2分でとったくらい楽しみにしていた23日のサンフェスに参加してきたのでどんな感じだったかの備忘録的何かと自分にとってのガオガイガーとはってのを振り返っていこうかなと思いまする。



原点であり至高のガオガイガーと自分との変遷



「勇者王ガオガイガー」とは90年代に放映された勇者シリーズというロボットアニメ群の最終作という位置づけの作品です。シリーズの中でも特に有名だと思うので名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。

 自分がこの作品と出会ったのは物心がつくかつかないかの幼少時でした。記憶が曖昧ではあるのですが、今になって考えてみればリアルタイム放映時に見たのではなく放送中または放送終了してレンタルビデオ店でVHSが並べられていたころなぜか1巻ではなく途中の(それもよりによって原種編入る31話)巻から借りて見た時にとてつもない衝撃を受けました。なぜこの巻を借りたのかということと家にあったタカラのゴルディーマーグの玩具をなぜ買ったのかという謎は未だ解けないままであります。

という小話はともかく当時正義は必ず勝つと信じてやまなかった私は原種編に入りいきなりGGGベイタワー基地が沈められEI-01戦の影響で機動部隊とも連携できず孤軍奮闘し結果ボロボロに負けるガオガイガーを見てゴルディオンハンマーで頭を殴られたかのような衝撃を受けました。あんなにもかっこいいロボットがボロボロになりながらも戦う様は子供ながらに心震わせながら見ていました。そしてキングジェイダーの登場です。主人公らしき強そうなロボットがやられてしまう中単騎で無双する謎のロボット いやーそりゃ燃えますよね。とまぁこんな回から入ったのでまぁとにかく何度も何度も見てしまうくらいハマってしまったんですよね。完全に偶然ではありましたが。この回ももちろん好きなのですが、特に自分は34話の勇者復活の回が大大大好きで今でもたまに見返しますし子供の頃この話数見すぎてセリフをほぼ覚えてダビングしたテープがぶっ壊れる寸前までいったというほどでした。もう人格形成に影響が出るほどはまってしまいロボットが好きであると意識したのは間違いなくこの時点からでした。

そこからVHSを見直しながら数年経ったある日第二次スパロボαにて再会することになります。うわ!懐かしのガオガイガーじゃん!ってな感じで実はスパロボの入り口もこの作品経由でした。同じ流れで第三次αをプレイした時に続編のFINALの存在を知りました。

FINALは当時OVAの存在自体を知らなかったことや地元にいたことで更にその続編のFINAL GGGが放送していない地域であったことが重なりしばらく見る機会ありませんでした(数年後に有料配信サイトにて全話視聴しました)。

そしてテレビシリーズのパッケージをきちんと揃えて全話みたいなーと思い廉価版のDVDを毎月買いながら見てました。この時はそこそこ年齢もいっていたのですが子供の頃見ていた部分もそうでない部分も含めなんておもしろい作品なんだと感銘を受けました。かっこいいロボット、それぞれ役割のある個性的なサブロボ、GGGの天才たち、そして天海家族の愛、描写に理屈をつける科学考証等決して巷で言われているような勇気一辺倒なんてそんな一言で括れるほど甘い作品ではなかったからこそここまでハマったのでしょう。下手すれば子供の頃以上におもしろいと感じるほどに。

ここらへんからは超合金や書籍やら新しく発売されるものを買いつつ動向を見守っていました。基本的に発売物はあるものの大きな動きはなかったのですがパチンコ化とサンライズフェスティバルあたりから動き出してついには約20年の時を経てBD-BOX化されました。そして今回のサンライズフェスティバル2016で物語完結へと向かう道筋が見えたというわけですね。







サンライズフェスティバル2016 満天 上映パート感想


劇場につくのがギリギリになっちゃって駈け込んだ感じになってしまって急いで席に着こうと思ってたんですが、入り口に色々展示してた物の写真撮ってたらさらにギリギリになってしまいつつもなんとか間に合い着席(余談ですけどエスカレーターで登ってた時に普通に後ろに米たに監督と竹田さんいて笑いましたw
 上映内容は最初にBD-BOX収録の勇者王誕生特別Verが流れて(パチンコの映像とか入ってる奴)本編開始で事前に告知されてた通り監督がセレクトした21,30,47,49話が連続で流れました。予告も次に飛ぶ話数のモノに変更されていた上に勝利の鍵ももちろんそのまま流れていてCMは完全カットで非常に見易かったです。ラストはOPと同じくBD-BOX収録のいつか星の海で特別Verが流れて上映終了でした。

大きな画面で大音響で何度も聞いた歌が何度も見たロボットが動いていることは不思議な気分でしたね。
セレクトした話数がどれも秀逸というのもあったのですが最終回の連続といったような怒涛の上映で何度も見たのにあの大スクリーンで見る迫力はやはり目を見張るものがあった気がします。
初めてのハンマーコネクト回、決死のEI-01戦、更なる強敵に総力戦で挑んだZマスター戦、凱や命、護とみんな様々な形での愛が見えた最終回 どれもこれも今見ても素晴らしい出来であると改めて感じました。

 




トーク&プレゼントパート レポート


 トークコーナーでは当初のゲストである米たに監督と脚本の竹田さんに加え当日のサプライズゲストとして竜(龍)兄弟役の山田さんが来てくれました。時間がなかったためトークコーナーと玩具プレゼントがごっちゃになってて時系列バラバラかもしれませんが覚えてる部分を書き出してみます。

 まずは挨拶から始まりリマスター画質が本当に綺麗だったという話や他の勇者シリーズはモノラル音声で作ってたが、ガオガイガーはステレオ音声で作ってらしく今回の上映をするためだったんじゃないかみたいな話を和やかにされてましたね。あとパカパカ点滅に関して監督が当時色々あったからねポ〇モンとかね!みたいなネタをブっ込んでて司会の方にちょっと危ないのでここまでにしましょうみたいな感じの流れになったの笑ってしまいましたww

 本来ならば4話上映のみだったのですが、BDの特典映像をぜひ流したいとのことで+して上映会に組み込んだといった話もされていました。

 プレゼントでは自分は当たらなかったのですが隣の女性が当たっていてとても嬉しそうでした。オメシャス! ここでは当時の玩具の配布を行っていたのですが竜兄弟のタカラ玩具やマイクの玩具を配布する際に山田さんが演じてくださって(マイクを真似てたのはここだけだと思うので本当にレアだったんじゃないかとw)サービス精神が非常に嬉しく生で聞けて感動しました。あとカバヤの食玩も持ってきてて配布してたんですけど約20年前なのでガムは食べないでくださいねってしきりに言ってたのおもしろかったですwww

 トークの中で戒道や護のお母さんやプリマーダ等を演じられた紗ゆりさんやカイン役であり音響監督でもあった千葉さんが木星に旅立たれ~など本編に絡めながら現実の約20年という時間の経過を思わせるエピソードが話されていてここでは少ししんみりした気分になりましたね。
 FINALの話もちょくちょく出ておりBD-BOX発売の宣伝を挟みつつまた上映会をしたいみたいな話もされていたのでぜひ実現してください担当者様お願いします!!という気分でした。

 そしてサプライズの発表で脚本の竹田さんが新しく出る小説とは別に執筆しているタイトルがあるという事をおっしゃりタイトルは監督に発表していただきましょう!って流れで監督「まりんとメラン... ...」で竹田さんが突っ込んでここで笑いの渦がw というコントを経てついに発表された「覇界王~ガオガイガー対ベターマン~」 会場中がそして僕自身が待ってましたと言わんばかりの発表で思わずおおーっ!!と声を上げてしましました。(うるさかったかなごめんなさい)
竹田さんは次に出る(pre FINALと)FINAL plusで覇界王までの導入を書いて覇界王では主人公が護君で凱兄ちゃんと再開するところまで描きますとおっしゃられてました。(ここであまりに嬉しくなって涙出そうになったのは私です

 ラストの方では監督がガオガイガーをこんなにも愛し続けてくれる方がいて感謝ですという言葉と自分で改めて見ても震えました。この文化を絶やさずに伝えていきたいと言うようなコメントをおっしゃられてました。

かくして上映会終了となりました。





 

















忘れられない一日が終わったわけですが改めてこの作品が好きだと心から思えました。何かと目立つこともあり色んな悪口書かれたりもしますが間違いなく今後もずっとずっと好きでい続ける作品だとそう確信できました。本当にありがとうございました。

勇者王ガオガイガー大好きです。今後の小説もいちファンとして楽しみに待っています。

いつか星の海で... ...



駄文締め


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