2015年9月7日月曜日

劇場版 弱虫ペダル 感想

今月1日に劇場版 弱虫ペダルをファーストデイ使ってみてきたんで感想をば。ネタバレある&個人的主観なのでいつも通りで。


 割りと知名度高いのかなとは思いますが一応説明しますと弱虫ペダルとは週刊少年チャンピオンにて連載中の自転車ロードレース漫画です。2013年から2014年にかけてテレビアニメ化され、その際にハマって全話視聴しました。原作は未読です。
 内容としてはオタク少年の主人公がなんやかんやあって自転車や仲間と出会い、ロードレースの世界へ身を投じてゆくという感じの物語です。(余談ですが自分が自転車購入しようと思ったきっかけの1つでもあります。 

 テレビシリーズでは1期が近年では異例の3クール放送、後に分割で2期が2クール放送されました。これらの放送では、主人公の小野田君を始めとする千葉の総北高校の面々がメインとなり、自転車や仲間との出会いから強化合宿などを描き、ロードレースを描きました。
 今回の劇場版ではテレビシリーズで放送されたインターハイレースのその後のとあるレースを描いた作品になります。あらすじとしてはインハイ後に毎年九州地方で行われているロードレースに総北高校が招待され、それを機にインハイで猛威を奮った強豪チームも集まり熱いレースを繰り広げるといった感じ。


 1時間半という短い時間ながら各々のドラマを入れつつレースの最後まで描いていた良作だと思います。全体的に今回の話は先輩方に花を持たせつつも未来ある後輩たちに託すといった描かれ方がされていてとても良かったです。
今回大きかったのはやはり予告からちょくちょく出てた巻島先輩の海外行きの話ですね。原作既読の友人に聞いたところこの流れ自体は同じだったようですが、未読の自分としては非常に驚きでした。実際にショックを受けたのは自分だけではなく登場人物も同じで小野田君が動揺してレース一日目では調子を出せないままになって総北自体も1位はとれませんでした。とはいえ一日目は田所さんも金城さんも善戦しましたし、箱学の底力も凄まじくやはり3年生組はすごいなと思わされる気迫がありました。
2日目どうなるかなーっと思ってからの朝方の阿蘇の山で小野田君と巻島先輩が一緒に日の出見るシーンで鳥肌が立ったと同時にやっぱクライマー組はこうでなくっちゃという気持ちにさせられましたねぇ。2日目最後尾スタートの巻島先輩を引っ張って総北フルメンバー揃って走ってたのは非常に良かったです。ヒメヒメ最高でしたねww ラストの巻ちゃんVS藤堂はインハイ戦を思い出して胸が熱くなりました。あの時のリベンジで巻ちゃんが勝った時は自分も思わずガッツポーズしました。優勝は総北で終了と綺麗に締められたと思います。今回熊本第一の新キャラはどうかなーとは思ってましたが、あくまでゲストキャラの枠に収まっていたかなーという感じで。呉工の待宮はさすがの走りで、京伏は御堂筋いなかったが石垣君頑張ってたなーと。あと水田君のギャグ枠もよかったw(個人的にはやっぱ石垣君主軸のチームの方が好きではあります
それぞれチームが色々あって魅力のあるキャラクターが多いのもスポーツモノの良さの1つだなぁと再確認できました。


 3年生はやっぱりすごいと思わせつつも、総北や箱学の1,2年に可能性を感じる良い作品だったのではないでしょうか。(特に手嶋さん
後の部長ポジっぽい描写も見え隠れしてて良かったですねぇ。あとなんといってもテレビシリーズでの悪い点であった中だるみが少なかったことが良かった要員ではいかと。キャラ掘り下げの事は大事って分かってるしそれがあるからこそのカタルシスではあるんですが、テレビシリーズは回想挟みまくりで毎回どんだけ引き延ばすねん!!って思うことがちょいちょいあったんですよねぇ。
その点今回は劇場版内できっちり1本レース描いてるので非常に見易かった。なんならキャラの紹介ある程度したらテレビシリーズ見せるよりこっち見せた方がいいんじゃないかと思うくらいです。(もちろんテレビシリーズ見た上で見る方が圧倒的にいいですけど
あとはOPのタイミングですかねぇ、まぁ今となってはですけどオタク設定とかあんまり活きてないかなってのとあそこであんなに良い曲流すのもなとは少し感じました。とはいえじゃあ他にどこで流すよって話ではありますけど。
不満点がなかったわけではありませんが、個人的には非常に楽しめる映画になっていました。ED後の1カットが非常に意味深でならないのですがこれは続編への布石ととってもいいのですかね!
(原作既読の友人によればストック足らないらしいのですが)下の世代の活躍も見たいのでぜひ続きをアニメなり劇場版なりでやって欲しいですかね。

今回の駄文垂れ流し終わり

0 件のコメント:

コメントを投稿