響け!ユーフォニアムは武田綾乃さん原作の小説『響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ』を元に京都アニメーションが昨年制作したアニメーションですね。監督はハルヒやCLANNAD等でおなじみの石原立也さんです。
今はもう卒業されてるのかもしれないですけど著者が当時現役大学生だって言う話を聞いて驚いたのは記憶に新しいです。
ざっくりとした話のあらすじとしては昔から吹奏楽をしている主人公の黄前久美子が入学した高校で新たに友達となったクラスメイトの誘いを受け吹奏楽部に入部することとなる。そこでは個性的な先輩たちや中学時代に少し気まずい関係になってしまった高坂麗奈がいた。さらに部の新たな顧問である滝昇先生も加わり北宇治高校吹奏楽部での物語は紡がれていく。といった感じですかねー。
まず劇場版の物語の中心についておおまかな流れについて書いていこうかなと思います。
①冒頭は中学時代の回想→②高校入学、友人関係の構築、吹部入部→
③滝先生によるどこまで目指すかの目標設定→④全国優勝を目標とし努力→
⑤サンライズフェスティバル→⑥京都府大会前のオーディション→
⑦京都府大会優勝、関西大会進出 とまぁこんな感じですかね。
お祭りのとこもあったんですけどあれはサブ要素かなって思ったんでとりあえず省きました。
あとは省かれた部分として再オーディション以外の部内のゴタゴタ全般ですかね。
これによって部長や葵ちゃんや副部長、中川先輩あたりの話がほぼカットでしたね。特に中川先輩すごい好きだったのでこれはちょっとショックではありました。
新規カットは府大会の演奏部分、久美子がうまくなりたいって走るシーン?、あとはサンフェスもかな?(あまり自信がないけど)
次にテレビシリーズや劇場版を見て2人のメインキャラクターに焦点を当てつつ感想を垂れ流します。
まずは、物語の主人公黄前久美子です。第一印象としてはドライというか今風の子だなって思いました。というかキャラクター全般的にそう思ったんですけど現役の大学生が書いていたからなのか高校に取材をしにいった効果なのかは定かではないですが、会話の誇張表現みたいなのが薄味であぁなんかこういう考えの子とかこういう風なこと考える子いるよねっていうのが顕著に出てたように感じました。若い人にはすんなり受け入れられるようになっていたのかなと思います。
脱線しちゃいましたが、そんなどこか冷めていた久美子が滝先生の指導であったり麗奈の演奏であったり周囲に影響されて少しずつ変化していく様が非常に良かった。
中学時代に麗奈にふと「本気で全国行けると思ってたの?」と言ったような人間が鼻血が出るくらい練習をして府大会に向けての練習でパートを外された時がむしゃらに走って誰にも負けたくないと思い「うまくなりたい!」って何度も思い声にまで出してしまうあのシーンは本当に胸に刺さりました。
秀一と道路を挟んで大声でうまくなりたい!とお互いが叫ぶシーンは青春という言葉がふさわしいものでした。あの時にようやく中学の大会時に麗奈が泣いていた時の気持ちを理解して心の底から出た「悔しくって死にそう」の一言は心を揺さぶられました。私事ですが、少し前に自分も悔しいと思う出来事があったのですが、頑張ったと思う部分もあれど本気でやり通したとは言えませんでした。それでもやっぱり結果を見た時に悔しいと思いました。自分のような中途半端な人間でさえ悔しい思うのですから一つのことに本気で取り組んだ人間ならなおのことそう思うだろうなと思いました。悔しくって死にそうなんて早々出てくる言葉じゃないですよね。
自分なんかと比べるなんておこがましいのかもしれませんが人生で心の底から「悔しくって死にそう」って言えるような人間になりたいと思いました。
次に高坂麗奈ですね。最初の印象は非常に分かりやすいキャラクターかなーと思いました。物事をハッキリと言う性格で必要のない付き合いを嫌う一匹狼みたいなキャラです。でもだからこそ一度信頼を置いた相手にはとことん付き合うみたいなね。久美子とは物事をオブラートに包まず言うようなある種の性格の悪さが共通点としてアリ他とは違うその点で興味を持って祭りでの出来事やソロオーディションを経て最終的には大会前に髪を結ぶのを手伝ってもらうくらいの仲になりましたね。(髪は女の命と呼ばれたりもして他人に委ねられるということが信頼関係の深さを物語っていたのかなと深読みしました
言葉の裏にある実力は本物で他を黙らせるだけのモノを兼ね備えているので素直にかっこいいキャラクターだともと思いました。
ソロオーディションの時などが顕著だったかなと思うのですが中世古先輩よりうまいから選ばれたとハッキリ言い切るシーンとか最高だなって思いました。あの辺のシーンは気持ちは分からなくはないけど吉川が少し見苦しかったのでスッキリした場面ではあります。(八百長持ちかけるとことか突っかかってるのとか先輩に恥かかせるなよーって感じでした
とまぁ色々ありましたけど久美子と麗奈の関係性については適当な言葉が見つからなかった感じではありました。愛の告白云々の下りとかも単にユリだ!ユリだ!ってそんな安易な単語で言い表せるものだったのかなーと。少なくとも自分にはそう思えず精神的な関係性については最後まで理解できない部分だったのかなーと。(友人も親友も分かるんだけどしっくりは来ない気がするこの感じ
本当はもう少し色々書こうかと思ってたんですけど時間がかかりすぎなのとあまりにも長くなりそうなんでこの辺でまとめて締めますかね。
部活ものとしても良くできていますし、京アニならではの細かい描写も見どころでそれだけではなく心理描写も比較的重きを置いて群像劇としても良く描けている良作ではないでしょうか。劇場版についてはテレビシリーズのまとめではありますが見に行く価値はあるのではないかと個人的には感じまする。
以上駄文締め
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